ぴこぴこどうぶつびょういん 2-6

いちおか ゆかり

土曜日です。


いつものように、もじゃ先生が言いました。


「かんじゃさんを、よんでください。」


ほわんさんがよびました。


「どうぞ、入ってください。」


入ってきたのはかめさんです。


もじゃ先生が、


「どうしましたか?」


かめさんがいいました。


「くじらのおかあさんがおなかがいたいと言っています。いっしょにきてください。」


「くじらのおかあさんですか、、、わかりました。」


先生は、ゴーグルをはめて、うきわをかかえて、デッキブラシをもって、かめさんとうみへいきます。


はまべにつくとかめさんがいいました。


「先生、あそこです。」


みると、くじらの子どもたちがしんぱいそうにぐるぐるおよいでいます。


もじゃ先生はうきわをつけてくじらのところまで泳いで行きました。


くじらのおかあさんが、くるしそうにうんうんうなっています。


先生は、うきわをなげとばすと、デッキブラシをもってうみにもぐリます。


「マッサージをしますよ。」


と、くじらのおかあさんのおなかをデッキブラシでこすります。


 ゴシゴシ、ゴシゴシ
 ゴシゴシ、ゴシゴシ


なんどもこすります。


 ゴシゴシ、ゴシゴシ
 ゴシゴシ、ゴシゴシ


すると、


「ボワーン!」


と、大きなおならが出ました。


そして、そのおならは大きなあわになりました。


そのあわは、くじらの子どもたちのところへふわふわといって、子どもたちをのみこんでしまいました。


くじらの子どもの入ったあわは、うみの中をゆらゆらとうかんでいます。


 ゆらゆら ゆらゆら
 ゆらゆら ゆらゆら


子どもたちが入ったあわがもじゃ先生のところまできました。


先生が、そのあわをゆびでつつきました。


「パン!。」


と、われて子どもたちがとびだしてきました。
みんな笑っています。


もじゃ先生ははなをつまんでいます。


くじらのおかあさんが、


「先生、ありがとう。おかげでスッキリしました。」


と言って、こどもたちとかえっていきました。



あしたは、日曜日です。
もじゃ先生とほわんさんは、オランウータンのコンサートへ出かけます。

読んでいただければ幸いです。